Auditory Boosterとは?

AUDITORY BOOSTER™は聴覚神経科学などの研究を応用した音源を利用する能力強化補助音源です。
言語学習や音楽能力習得において必須となる1kHzから12kHz帯域の聴覚受容を改善し、聴覚フィルタを正常に近づける効果があります。

この音源を使うことで一般的に聴覚野と呼ばれている2つの部位であるウェルニッケ野とブローカ野に刺激が与えられ、聴覚受容が向上します。
このウェルニッケ野とブローカ野はそれぞれ働きが違い、

・ウェルニッケ野は言語理解を司る感覚性言語中枢とされており音韻処理(言葉の選択)に大きく影響を与えます。
・ブローカ野は発話を司る運動性言語中枢とされており、受動文や能動文などの文章構築に影響を与えます。

この2つの部位の機能が低下することにより、言語障害や発話障害などを引き起こすことが分かっています。

聴覚からの脳の改善や強化は古くは紀元前から行われてきました。
日本でも多くの研究と開発が行われ、音源を倍速再生することによって、ウェルニッケ野の活性化を図る商品が多くみられます。
ですが、音源を早くするだけでは、耳も脳は良くなりません。
なぜなら、普段の生活でさえも、耳は許容限界まで情報を受け取っているからです。

耳の受け皿が大きくならなければ脳に与える刺激も少なくなってしまいます。
それだけでなく、聞こえない音を聞こうとしても、認識できず効果が現れないという状況さえあります。

効果

AUDITORY BOOSTER™では、ノイズや加工した音源を利用し、聴覚の持つ本来の機能を取り戻すところからスタートします。
決して、何か特定の音を極端に強く聞こえるようにしたりするわけではありません。
さまざまな日常生活、生活環境、パーソナル化した音環境によって無意識にズレてしまった聴覚受容を最適化するのです。
聴覚がズレてしまっている場合、新しい音楽に触れることも、言語に触れることも難しくなります。
もちろん時間をかければ聞こえるようになりますが、現代において、自分の未知に対して多大な時間を使うことはそれほど多くないのではないでしょうか。
聴覚を最適化するこの音源はいわば「0(ゼロ)に戻す能力開発」となります。

ゼロに戻すと聞いて不安に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ゼロに戻すのは「機能」のみで、記憶はそのまま引き継がれます。
つまり、記憶を持ったまま耳が生まれ変わるのです。

生まれたばかりの状態では、聴覚のクセが多くありません。
それゆえに、外国語や音楽は若いうちから行うことが推奨されています。
では、そのクセはなぜ起こるのでしょうか。

人間の脳には、聴覚フィルターという、音を判別し聞き取る際に使う機能が存在します。
このフィルターは生まれたばかりの状態では可聴域である20Hz から20kHzまで万遍なく存在していますが、年を経るにつれて、必要のない部分からより必要な部分に移動してしまいます。
つまり、聴かなくてもいい音は聞こえづらくしてしまうのです。
それゆえ、多くの日本人は外国語を聴いたとき「空耳」が聴こえてしまうのです。
これは、フィルターが本来の外国語の周波数を受容せず、普段聴いている「日本語」の中から近い周波数を選択して、「おそらくこの音だろう」という形で予測した結果生まれる状態です。

このフィルターが特定の言語の場所にある以上、外国語の習得やリスニング、音楽への関心は向上しないのです。
どんなに倍速再生にした音源を聴かせても脳は正しく受容できないのです。

本製品の機能

AUDITORY BOOSTERは、主にカクテルパーティー効果を利用した能力強化音源です。500Hz~1000Hzの幅のノイズ、複数言語の音声データ等を複数利用し、聴覚フィルタの正常化を行います。これにより、聴覚フィルタのズレによって聞き取りづらくなっていた可聴周波数帯の機能を回復させ、音声情報を受容できるようにしています。
また、バイノーラル加工と特殊なディレイ加工を施すことにより、左右耳時間差と音圧差よる定位と周波数弁別を効率化し、聴覚受容を向上させています。

本製品のサービス

このAUDITORY BOOSTER™は1日1回5分間の音源を聴いていただくことで効果を発揮します。

効果時間はおよそ18時間となっており、長い人だと30時間程度持続するケースもありました。
同一の音源を使い続けると効果は激減することが分かっているため、異なるパターンでの複数の音源をセットで提供しています。

また、センター試験は大学共通テストへと変わり、英語リスニングの配点が大幅に上昇します。現在日本でリスニングを学べる場所は限られており、学生を始め、指導者や学習塾経営者の方の多くが対策に追われています。
この能力開発音源で耳を良くすることによって、大きな結果が得られるでしょう。

AUDITORY BOOSTER™では、この聴覚フィルターを正常な位置に近づけ、言語学習や音楽活動など、様々な場所で効果を発揮します。
ぜひ、仕事や趣味、そのほか様々な用途にご利用ください。

音源の種類や数量、特化させたい言語、音楽ジャンルなど柔軟に対応いたします。
また、お見積もり、相談等、下記リンクから
お気軽にお問い合わせください。
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実践例

AUDITORY BOOSTER™の実践例の一例です。

群馬県学習塾A校
2020年1月実施センター試験英語リスニングにおける模試と本試験点数

 模試点数本試験自己採点
生徒A22点42点
生徒B28点46点
生徒C18点44点
生徒D12点42点
生徒E22点50点

なお、各生徒は英検準2級、2級保有者の中でリスニングが特に苦手だという学生に利用していただきました。筆記では高得点を出せるがリスニングが足を引っ張ってしまっていた学生が多く対策に頭を抱えていたそうです。

東京都学習塾B校
2020年1月実施センター試験英語リスニングにおける模試と本試験点数

 模試点数本試験自己採点
生徒A34点48点
生徒B38点48点
生徒C34点46点
生徒D32点42点
生徒E38点48点

当該学習塾は大学受験専門の学習塾で、元々試験の点数は安定しているものの、あと一息目標を高めたいとのことでご依頼いただきました。

センター試験直前模試と本番自己採点

2020年1月に行われたセンター試験の直前にAuditoryBoosterを使用した方のデータを掲載いたします。